レジン液についてちょっと語る
レジン液は用途においてまず2種類に大別されます。
ミール皿に直接盛るような場所、金属に接す面積が多い場所、作品の内部に使う場合
それか
作品の表面に使う場合
この2パターンです。
一般的に硬化後に頑丈になるレジン液程、金属との親和性が低いです。
逆に硬化後の硬度が低めのレジン液は金属との親和性が良く、乖離を起こしにくいです。
故にミール皿や空枠を使ってレジンで作品を作る場合、この2パターンを使うのが基本です。
内部は硬度が低い液、表面は頑丈になる液。
では具体的にどんな液が良いのでしょうか。
基本的にyahooショッピングにあるレジン道ストア
これが滅茶苦茶オススメ
ショップリンク
内部用
金属との親和性良しで内部にピッタリ。収縮(レジンは硬化時に体積が減るがそれがほぼ無い)も小
欠点は硬化速度が遅いこと。故に透明色以外の色を付ける時は↓のアクティブレジンを勧める。
刹那レジン(ソフト)刹那レジン(ミディアム)も似た特性を持つが、Σが内部用として最も最適化されているの最初に試すのはこれが良いだろう。
内容部というよりはバランス型最強。金属との親和性は↑より低いが、売りは硬化速度が早いこと。色を付ける時は内部の液としてこれを用いると良い。
ただし、空枠なら良いが、ミール皿のように金属との接触面積が大きい物は経年で金属表面から乖離するリスクがあがるので、硬化時間をかけても①を使うのが良いだろう。
自分の作品↓の内部ではこの液を使用している。
表面用
そこそこ速い硬化速度。硬化後の高い強度。表面用として文句なし。
やや粘度があり、表面に少し盛るような感じに仕上げたい場合はこれが良い。
自分の作品の表面ではこの液を使用している。
初めてのレジン道以外の液(星の雫)の紹介である。
どちらも非常に更に早い硬化速度で非常に頑丈な仕上がり。恐らく僅かに星の雫の方が固いが、まあどちらも十分頑丈なので誤差範囲レベル。
こちらは硬化前は非常にサラサラしているので、盛ってぷっくらさせるのは難しい。
コスト優先なら明鏡止水が良いが、販売を考えると星の雫が望ましい。
星の雫はハンドメイド業界で圧倒的な評価がある。星の雫で仕上げているというのは多くの買い手にとって安心材料に成り得る。
余談①レジン液の評価項目いろいろ
黄変のしやすさ:経年劣化でどれくらい黄ばみやすいか
(黄変しやすいのはハッキリ言って論外なので自分のブログではこの性能が悪いものは一切勧めていません)
透明度:これが悪いのも勧めていません。
収縮性:硬化時にどれくらい体積が縮むか、シートを封入する箇所や金属との接触面積が多いような箇所ではこれが低い物が良い
粘度:硬化前の粘り気。ぷっくら仕上げたいとかサラーッと仕上げたいとかあるので低い方が良いとか高い方が良いとかは無い。
硬化速度:
有名だけどあまり良くないレジン液
清原レジン(UVクラフトレジン液、綺麗レジン)、太陽の雫。
黄変しやすい&透明度もあまり良くない。
これを勧めているブログはハッキリ言って回し者だと思っています。
唯一のメリットは手軽に手に入ること、以上。
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